性交痛がある場合。「生来型」?「獲得型」?

2021年6月1日

こんにちは!Fuuuuumix(ふみ)です。

 

パートナーとの行為の中、

「挿入が痛い。」

と感じる女性がいることはご存知でしょうか?

 

性交痛は男性に起こることは少ないのですが(とはいえ真性包茎の方は痛いこともあります)、女性は誰しも性交痛を経験する可能性があります。

 

もしも痛みを感じた時に「その痛みがなぜ起こったのか」の可能性を知っていることによって素早く対処することが可能です。

 

ぜひ参考にしていただければと思います。

 

性交痛は大きく分けて4型。

  1. 生来型
  2. 獲得型
  3. 全般型
  4. 状況型

この4つです。

今回は「生来型」と「獲得型」についてお話をします。

 

生来型

性行為を経験し始めた最初から痛みがある場合。

可能性としては器質性ということも考えられます。

 

器質性。処女膜強靭症など

処女膜強靭症など生まれ持った器質によっての痛みが出る場合があります。

 

処女膜強靭症の場合は腟に挿入自体が困難です。なので挿入自体ができない場合もありますが、できたとしても毎回出血するなど痛みが続くこともあります。

この場合手術で切開するという手段もありますが、必ずしも手術が必要とは限らないので、精通した医師に相談しましょう。

 

体質。濡れにくい

これについては持って生まれた体質の他にも原因が考えられます。

  • パートナーのテクニック
  • 恐怖心や罪悪感、性行為に対するネガティブな感情

パートナーのテクニックに物足りなさを感じている、または気持ちよくないが気持ち良いふりをして無理をしている。そんな場合は冷静になってしまい潤いが不足してしまうことも大いにありえます。

 

好きだからこそ伝えにくいこともありますよね。

 

性行為に対してのネガティブな感情。

「気持ちいい」とは真逆にある「怖い」や「痛い」などがちらつくとどんどん快感は遠のいていってしまいます。そして濡れないことへの焦りがまたプレッシャーに。

 

両者とも根本的な解決には時間がかかりますが、対処としては潤滑ゼリーなどのアイテムに頼ることによって改善されていく可能性は高いです。

 

ネガティブな思いやプレッシャーも成功体験を積み重ねていくことにより、改善されることもあります。

 

もちろん元々の体質で濡れにくいという可能性もあります。アシスト的に潤滑ゼリーなどのアイテムを使うことによってプレッシャーがなくなるとストレスがへり性行為をより楽しめるようになるかもしれません。

 

まだ試したことが無いようでしたら一度試してみてください。

 

 

獲得型

特に今まで痛みを感じたことはなかったが、ある時から痛みを感じ出すのがこの「獲得型」。

 

婦人科系疾患。奥が痛いなど

獲得型の場合婦人科系の疾患が原因ということも多いです。これについては原因になりうる疾患が多いので、自己判断せずに痛みを感じるようになったら一度病院にいってみましょう。

 

更年期によるホルモンバランスの変化

更年期に差し掛かると女性ホルモンのバランスが変化していきます。潤い不足の状態で我慢して性交をもち、小さな傷から細菌に感染するなどということも少なからずあり、心理的にもストレスを感じてしまいどんどん追い込まれてしまうことも。

 

今までと違うことに困惑すると思いますが、無理せずにパートナーにも理解してもらうようにしましょう。

 

以上が「生来型」と「獲得型」についてでした。

そして最後に、物理的に「ペニスが大きすぎて痛い」という場合。浅く挿入のできる体位、もしくは補助アイテムを使い、深く入らないように工夫してみましょう。

今回の記事で参考にしてもらえそうなものを下記にピックアップしてます。気になる方はみてみてください。

 

永遠の安パイ。リューブゼリー。
アプリケーターで行為の前に腟に仕込んでおくことができる。パートナーにバレずに使いたい方へ。
イズが大きすぎるパートナーに装着すると、シリコンの柔らかさで気持ち良さを損なうことなく挿入の調節ができるようになります。

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