退職時の手続きとルールは?
おはようございます!
先日アップしたinstagramの投稿
退職時期について今回は記事にしたいと思っています!
私の離職のケース
instagramのお話している会社ではありませんが、別の会社を離職するとき、最初は円満退社するつもりだったので、私は上司に退職意思を口頭で伝えました。
その後上司から何も言ってこないので、さすがに2週間程たってから、上司に「人事に伝えてもらえましたか?どうなりそうですか?」と尋ねてみると、「あれね~、まだ話してないよ~」と言い放たれて絶句。
実際は人事まで上司から話は通したのですが、人事からの指示で「話していないこと」にして少しでも退職を引き延ばす為の手口でした。。。
浅はかすぎるし、すごく嫌な気分に。。。
組織ぐるみでそれを指示していたのだからびっくり!未だにその様な引き留めをする会社が多い。。。
気持ちが固まったら、「退職願」ではなく「退職届」を用意しよう!
職場によっては、退職願や退職届などよりも私の様にまず口頭で意思を伝える職場も多い事かと思います。
そういう職場では、いきなり退職願や退職届を持ってこられても上司も寝耳に水。
すごく驚くとおもいますので、一先ず、その職場に合った退職の伝え方を考えてみてください。
最終的にはどの会社も退職届は必要になるかと思います。
口頭で伝えても説得されるだけでなかなか話が進まない場合は「退職届」を用意しましょう。
間違いやすいのは、「退職願」と「退職届」。
「退職願」は読んで字のごとく、お願いであって、意思決定ではない。
口頭でのやり取りでは進まないようであれば、必要なのは「退職届」。
退職届は受理されたら、一定期間が経過すると退職ができることが認められています。
受け取った日を誤魔化されないように日付もしっかりと明記しましょう。
もし上司が退職届をうけとらないというスタンスをとるようでしたら、内容証明で郵送することも考えてもいいかもしれません。
ただ、内容証明での郵送は本当に奥の手。
いきなり内容証明を送り付けるのではなく、受け取ってくれない上司に「このままではお話が先に進まないので、内容証明で本社に郵送してもよいですか?」と聞いてみてもいいかもしれませんね。
しぶしぶ受け取ってくれるかもしれません。
いつまでに提出すればいいの?
法的には2週間前、会社の就業規則によっては1~2カ月前かと思います。
会社によっては慰留に必死になるかと思います。そこで思いとどまるならそれもまた良いのですが、もし本当に早く辞めたい、やめないといけない理由があるのだとすれば、退職届に自分が辞めたい日付をしっかりと記載し、上司に手渡ししましょう。
会社の就業規則に退職時期についての規則がある場合はできるだけ会社の就業規則に従いましょう。
原則、就業規則よりも民法が優先されます。ただこれは「民法よりも就業規則が優先される」という判例がないだけで、法律によって決められたものではありません。
完全月給制の会社の就業規則で「退職は30日前に申し出る」と規定されている場合でも、民法が優先されます。この場合は民法の規定により、月の前半に退職を申し出れば30日経過するのを待たずに月末には退職できるのです。
就業規則は、あくまでも会社から従業員への「お願い」です。
ただ、就業規則の指定した期間を待たずに退職した場合、業務の引き継ぎなどに支障が生じたときは退職者に損害賠償責任が発生します。
その職場にあった退職方法
やはり最初は円満退社ができる状態を目指したいですよね。
自分の都合だけではなく、会社と自分のお互いが気持ちよくお別れできる方後に振り返った時に気持ちがいいものです。
そして、こまった時にはネットを頼るのもいいのですが、労働基準局や、大きな会社であれば、組合などもあるかと思います。そういった機関に相談すると一人で膨大な時間悩まずにすみます!